合格を受けて

慶應義塾高等学校を受験した生徒が合格の報をもたらしてくれた。

合格できるだろうと半ば確信めいた気持ちを持たせてくれる強い子であったが、合格の報を聞くとやはり安堵の気持ちが湧いてくる。

生徒達からくる合格の報は慶應だけじゃない。千葉・埼玉の学校から始まり、神奈川・東京の名だたる学校。

受験勉強を頑張り抜いてくれた生徒達、数々の合格を勝ち取ってくれた生徒達に、今年も感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

過去に担当した慶應合格者のストーリーをふと思い出したので書き記します。

中学に入ると共に、週7の部活動に入部した。毎日、部活が終わり次第塾に飛び込んでいく生活。初めは上手くいっていたが、中2の夏ごろからは上手く行かなくなってきた。中2の夏期講習は、部活で遅れて授業に参加する日々だった。疲れから、授業中に眠ってしまう事も。それでも夏期講習のテストは何とか上々の成績だったが、ツケが回ってきたのは9月だった。これまで取ったことの無い成績を取ってしまい、動揺した。「夏期講習は手を抜いていないはずだ。また、成績を上げていこう。」こう思った。それから「満足のいく点数を取る」勉強を心がけられるようになり、中3でも順調に力を伸ばすことができた。そして、早慶全勝を勝ち取ることが出来た。 

その子は、後輩たちにこんな言葉を残しています。

好成績を取っても、逆にひどい成績を取っても、そこで何を思い、次にどう活かすのかということが大切だと思います。これが、僕が合格できた一番の要因だと思います。

勉強は、ただ知識を頭に詰め込むだけじゃない。

紆余曲折あっていい。成功や失敗から、学び取る事こそが大切。

そんな大切なことを教えてくれる言葉。

   

未来の早慶の後輩たちよ。先輩たちに続こう。

必死にもがき、必死に考え、必死に前へ進み、そして勝利を掴みとるんだ!

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