小学生はなんで?と疑問に思うと割とすぐ質問してくれる。これは小学生の特権のような気がする。
(もちろんどんどん質問してくれる中学生もいる。)
しかし中学生にとっては、質問というのはある程度労力が必要なので、「分かるようになりたい」と思っていないとなかなか出来ない事なのだと思うことが、しばしばある。
ひとことで質問と言っても、ちょっと調べる・ちょっと考えれば分かるものをすぐ聞いて終わらせようとする楽をする質問と、
自分の考えたことについて、疑問が生じたからしてくれる質問と、
様々あると思います。
しかしながら、分からないことが出てきた時に、それをスルーしているようではおそらく穴だらけで前に進むことに繋がり、どこかで綻びが生じてくることでしょう。
授業の時間内に「全て」を説明することは難しいので、本当に“分かろう”“出来るようになろう”と思って勉強していれば、どこかしらに疑問は生じてくると思う。
疑問を探してみましょう。
ささいな疑問が自分の理解に直結するなんてこと、いくらでもありますよ。
意欲のある子は「体験の時から」どんどん質問をしてきてくれています。
(それは、授業内容であったり、取り組み方だったり、自分の解き方だったり、高度なものだ!)
良い質問を積極的にしてくれる子は、やはり今後の成長に期待してしまう。非常に楽しみである。