授業は、どうしても「解説を聞く」という受け身な時間が多くなってしまう。
しかし、模試や入試などで問われる力は「学んだものを使う」力だ。
だからこそ、授業を聞く姿勢は「能動的な姿勢」であってほしい。
授業で分からない部分が解決したら、その先を考え始める。
先生の言葉を自分の頭に落とし込みやすいように言い換えてみる。
大事そうな部分をノートにメモを取る。(板書を写すという意味ではない。)
問題集に取り組んでいるとき、
間違えた問題の解き方をトレースしただけで“分かった”つもりになっていないかい?
解説の解き方を一度なぞったくらいでは、ほぼ間違いなく本番では使えない。
本番で使える力っていうのは、「自分の手で、自分の頭で、自分の目で」確かめたものだ。
解説を見る際には、自分の解き方と見比べましょう。
自分の解き方では、答えは出せないのかを確認しましょう。
少し不器用な解き方であっても、自分に合った解き方は、解説とは違うかもしれない。
自分の解き方・考え方が合っているか心配な時は、質問すればいい。そのための先生だ。
疑問点が出るという事は、そこが大事なポイントということ。
それを“分かったつもり”でスルーするのか、勇気を出して“解決”させようと動くのか。
心の底から納得したものは、記憶にも強く残り、自分の心強い力になってくれるものだ。
授業はどうしても受け身になりがち。
授業を聞きながら、自分の考え方と先生の解き方を比べよう。
自分の考え方と相違が出たのなら、そこを質問しましょう。
受け身ではなく、能動的な授業の受け方が出来る子は、、、、大きく伸びる!
意識を変えれば、少しずつ考え方が変わってきます。
少しずつものの見え方も変わってきます。
視野を広く。そして少し先の展開を考える癖をつけよう。
それがそのまま、「解く力」に変わっていきます。